私的名文10選(2023年春)

最近一文に感動しすぎているので、最近読んだ小説・楽曲・ゲームシナリオ等から私の大好きな文をお届けしたいと思います

 

横に並んでも、いやな顔はされなかった。

—『水族館の殺人 (創元推理文庫)』青崎 有吾著
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元は利害関係だった二人だと思うと、もうこれ最大の愛じゃないですか?

 

「俺は盗まれたんだろ。所有者に従うさ」

—『アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)』青崎有吾著
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自分を相手の所有物と認める瞬間、ヤバすぎる!!!!!!!!!!!!!!!マジでどういうこと?本当にありえない関係性と感情なのでマジで読んでくださいできればコミカライズ版2巻最終話も読んでください

追記:これ誤植らしくて、紙の新版では「私」になっていました 一人称俺も強くて最高よね

 

主のもとに帰れないことが、もう一度彼女の前にかしずけないことが、悔しくてたまらない。

—『アンデッドガール・マーダーファルス 3 (講談社タイガ)』青崎有吾著
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ああ……従者……身も心も主人に捧げた人間の美しさよ……助けて

 

キスしそうな距離で見つめ合っても、真兎は私のことは見ていない。

—『だるまさんがかぞえた』青崎有吾著 | 小説 野性時代 第231号 2023年2月号 (Web小説野性時代)
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ここにない遠くを見る超人を憂う凡人本当にたまらん無理

 

「松倉。僕が突然、これを預かってくれと遺書を渡したら、どうする」

—『本と鍵の季節 (集英社文庫)』米澤穂信
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どう考えても引用するところ他にあるだろと私も思うんですけど、私はこれです、どうしても

自分の死を例え話に使う人間、好きだなと……

 

松倉詩門は水仙を知らない。

—『栞と嘘の季節 (集英社文芸単行本)』米澤穂信
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こればっかりはもうキャラ萌えなので入れるか迷ったんですけど大好きなので許してほしい。文章が美しい、彼について知っている数少ない事実を噛み締めるようで本当にいい

 

大宇宙の鳴動がホールを支配したのである。

—『新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社ノベルス)』麻耶雄嵩
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こんなんみんな好きだが

正直読了してもなおこの本のこと理解してないんだけどなんていうか言葉の質量が大きくて読んでるだけでゼエゼエなる!!

 

「いいのよ。今日はコンテストじゃないもの。」

— ディズニー ツイステッドワンダーランド 『夕焼けの草原のタマーシュナ・ムイナ』chapter3-12

ヴィル・シェーンハイト……泣 ステージに立つ人間の言葉、ありがとう

 

「お前が負けた時、なんと言ってなだめるべきか考えている。」

— ディズニー ツイステッドワンダーランド 『グロリアス・マスカレード』chapter4-12

アーー泣 もうこれ シルバーくんにこんなこと言わせられるのセベクくんだけだよ

 

思い出話は尽きない なんでちょっと黙っちゃうの

―『ムーンライトディスコ』月都スペクタクル

楽曲の引用のしかたわからん ここの歌詞ほんと~~~~に好きすぎて苦しい 2番の同じとこの「制服返すのヤダなあ」もなんだけど

 

書きたいこと書いてたらちょうど10個になったのでここで終わりにします 絶対まだあるけど

好きな文一生擦ってしまう